秋を楽しむ和定食の献立
エネルギー | 534Kcal |
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たんぱく質 | 21.1g |
脂質 | 14.5g |
炭水化物 | 78.0g |
食塩相当量 | 2.0g |
ビタミンK | 250μg |
ビタミンC | 80mg |
表1-2.9 |
表2-0.4 |
表3-1.2 |
表4-0 |
表5-0.7 |
表6-0.5 |
調味料-0.4 |
合計-6.1単位 |
炊き込みご飯に、きのこや秋茄子を使った減塩和定食のご提案です。炊き込みご飯は味がついているので、減塩食では避けることが多いのですが、味付ご飯がダメなのではなく、量やおかずの組み合わせで食塩相当量を調整すると良いでしょう。
レシピ
鶏肉の葱ソース
材料
- 鶏もも肉皮ひき60g
- 酒3g
- 片栗粉3g
- 白絞油3g
- 青葱5g
- ごま油0.5g
- 焼き野菜) かぼちゃ(薄切り)20g
- 赤ピーマン(短冊切り)5g
- A 砂糖2g
- 酒2g
- 濃口醤油2g
- 酢3g
- 水溶き片栗粉 片栗粉1g
- 水2g
栄養価
- エネルギー151Kcal
- たんぱく質12.0g
- 脂質5.9g
- 炭水化物10.6g
- 食塩相当量0.4g
- ビタミンK38μg
- ビタミンC21mg
作り方
鶏もも肉を5ヶにそぎ切りにし、酒を混ぜ合せ、片栗粉を薄くまぶして170℃の油で揚げる。
Aを合せひと煮たちさせ、小口切りした葱を加え、水溶き片栗粉でトロミをつけ、ごま油を加えて香りをだす。
かぼちゃと赤ピーマンは焼いておく。
器に➀を盛り付け、➁の葱ソースをかけ、➂を添える。
※かぼちゃと赤ピーマンは電子レンジで加熱しても良いでしょう。
POINT
鶏肉は皮をはずすと、エネルギーが控えめになります。さらにエネルギーダウンをはかる場合は、もも肉をむね肉やささみに変えたり、油で揚げずに蒸すと良いでしょう。
※トロミのあるソースで、“表面だけに味付け”は、おいしい減塩食のポイントです。葱の香りやごまの風味がおいしさを引き立てます。
茄子の利休煮
材料
- 茄子50g
- 白絞油3g
- 当たりごま6g
- 白みそ4g
- だし汁30g
- 砂糖1.2g
- 淡口醤油2g
- オクラ8g
栄養価
- エネルギー94Kcal
- たんぱく質2.4g
- 脂質6.8g
- 炭水化物6.0g
- 食塩相当量0.6g
- ビタミンK18μg
- ビタミンC3mg
作り方
茄子は縦に半分に切り、皮に斜め格子状に切り目を入れ、170℃の油で揚げ色をだす。
当たりごまと白みそをだし汁に合せ火にかけ砂糖と淡口醤油を加えて味を調え、➀を煮る。
器に煮汁とともに➁を盛り付け、茹でて縦に切ったオクラを添える。
POINT
利休煮は胡麻を用いた煮物のことです。千利休が、胡麻を用いた料理を好んだことに因みます。今回は秋茄子を揚げ煮にしました。油で調理すると茄子の皮の色素ナスニン(アントシアニン系色素)の流出が抑えられ、色もきれいでおいしさも閉じ込められます。ナスニンはポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。
なめたけ和え
材料
- (冷)小松菜60g
- なめたけ(味付け瓶詰)10g
- みりん1g
栄養価
- エネルギー16Kcal
- たんぱく質1.3g
- 脂質0.1g
- 炭水化物3.9g
- 食塩相当量0.4g
- ビタミンK192μg
- ビタミンC13mg
作り方
小松菜は茹でて色止めして、水気をよくきりなめたけで和え、みりんで味を調える。
器に山高に盛り付ける。
POINT
瓶詰のなめたけを調味料がわりに使用しました。味付けの濃い佃煮類や漬物は少量を野菜の和え物等に活用してみましょう。
※味の濃い食品でも量を減らせば減塩になります。
炊き込みごはん
材料
- 米60g
- 水70g
- しめじ10g
- うす揚3g
- 人参10g
- A みりん2g
- 淡口醤油2g
- 酒2g
- 塩0.3g
栄養価
- エネルギー239Kcal
- たんぱく質4.7g
- 脂質1.6g
- 炭水化物48.8g
- 食塩相当量0.6g
- ビタミンK2μg
- ビタミンC1mg
作り方
米を洗い分量の水を加え、30分ほど吸水させておく。
しめじは石付をとって、ほぐし、うす揚は油抜きし、縦半分に切ってから短冊切り、人参は千切りにする。
➀にAを加え、➁の具材を上にのせ、炊飯する。
炊き上がれば、具を均一になるように混ぜる。
※水ではなくだし汁で炊いても良いでしょう。調味料は米に吸水させてから加えます。
果物
材料
- オレンジ(1/6個)20g
- キウイフルーツ(1/2個)50g
栄養価
- エネルギー34Kcal
- たんぱく質0.7g
- 脂質0.1g
- 炭水化物8.7g
- 食塩相当量0g
- ビタミンK0μg
- ビタミンC43mg